基盤活動 環境マネジメント
環境マネジメントシステム(EMS)の絶え間ないレベルアップ
アイシングループでは、環境トップランナーをめざす上で、EMSの継続的な改善を推進しています。国際規格「ISO14001」の取得だけでなく、さらに厳しいマネジメントレベルをグループ独自の目標として活動しています。
また、グループ全体の環境マネジメントを柱に推進するEMS研究会では、次の3つの活動を柱に推進しています。
1.標準化
「アイシン連結EMSマニュアル」「アイシングループ調達ガイドライン」を改正
2.アセスメント
上記を統一基準として国内外各社のEMS向上・改善活動に活用
3.人材育成
グループ各社の環境管理関係者に対して、専門家を招致して講習会を開催するなど、積極的なスキルアップを実施



世界各地での環境活動を推進
アイシングループは世界を7つの地域に分け、環境に関する情報を共有する実務推進者連絡会を定期的に開催し、日本と世界の活動を共に推進しています。今後も世界各地域での活動を拡大していきます。



「アイシングループグリーン調達ガイドライン」に基づく活動
「アイシングループグリーン調達ガイドライン」において、GHG排出量の削減、廃棄物を含めた資源循環、水使用量の低減、生物多様性の保全をサプライヤーに求めています。
当ガイドラインに基づく活動のひとつとして、世界で年々強化される環境法規制に確実に対応するために、環境負荷物質管理を実施。サプライヤーからの購入品に含まれる化学物質の調査を委託し、化学物質データ共有システムに関連情報の開示・登録を推進しています。
また、グループ11社※の調達機能の代表者で構成される「アイシングループ仕入先環境連絡会」では、サプライヤーでの環境問題の未然防止を図るための「環境リスク点検」を、グループを挙げて行っています。具体的には、特に環境負荷の大きな工程・設備を持つ245社を環境影響面でのリスクが高いサプライヤーと認識し、法令への適合状況の確認と、危険源の特定・改善活動を促進しています。2020年度は46社の点検を実施し改善完了まで確認(対計画比100%)。引き続き環境部門と協業でサプライヤーへの改善指導の実施を進めていきます。
※グループ11社:グループ12社のうち、非生産会社のアイシン開発を除く11社

グリーン調達ガイドライン