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Recruit Media
Interview
2021年04月01日

社員インタビュー(障がい者)

様々な部門で活躍する先輩社員紹介

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Index

  1. 01
    サポートがあるから、実力を存分に発揮できる職場です/技術職 K.Y
  2. 02
    理解があるから、やりがいのある仕事も任せてもらえます/一般事務職 M.K
  3. 03
    コミュニケーションが取りやすいから、仕事が楽しくなります/技能職 I.M
  4. 04
    各種制度が整っているから、安心してキャリアを描けます/技能職 K.Y

株式会社アイシンでは、671名(2021年3月時点)もの、

障がいのある社員が働いています。


一人ひとりの障がいの内容や程度、

挑戦したいことなどを考慮したうえで、

あらゆる部門・職種に配属され、それぞれが活躍しています。


「一緒に働くすべての仲間の挑戦を応援したい」という想いから、

会社全体で、力を発揮していただくための制度や設備などの整備にも取り組んでおり、

安心して働くことができる環境を用意しております。


ここでは障がいのある社員が、

どんな環境で仕事と向き合っているのか

実際に働いているメンバー4名のインタビューをご紹介します。

サポートがあるから、実力を存分に発揮できる職場です/技術職 K.Y

―ご自身のお仕事について教えてください


K.Y:ドライバーモニターシステムの開発業務で、人工知能を使った画像認識技術の開発に携わっています。人工知能のモデル設計やコーディング、評価まで一連の業務を担当していますね。他にも精度改善や、新しい技術を取り込んだ試作、開発環境の改善や品質向上施策などにも取り組んでいます。また2019年には人工知能の先端技術を持つIdeinという会社へ1年間出向して、最新技術を学ばせていただきました。幅広くチャレンジさせてもらっています。


―職場の雰囲気はどのような感じでしょうか?

 

K.Y:障がいの有無に関わらず、やりたいことを提案すれば受け入れてもらいやすいですね。風通しが良い環境だと思います。過去に、コストがかかる前例のない開発アプローチを提案したことがあるのですが、これから必要になる技術だと、即断即決で上司が導入を許可してくれました。私を含めて、様々な障がいのある方が働いていますが、やりがいのある仕事を任せてもらえます。挑戦したいことがある方は、自分でどんどん発信していける職場だと思います。

 

-安心して働けると感じたポイントについて教えてください

 

K.Y:必要なモノや対応があれば、上司や人事部へ相談すれば対応してもらえる風土が醸成されているので、安心して働けています。私自身、聴覚障がいがありますが、入社時にブギーボード(電子式の筆談ツール)が配布され、コミュニケーションがスムーズになりました。音声認識ソフトや、研修へ手話通訳者・要約筆記者の派遣、上司向け研修や、補助器具のトライアルなど、サポートが充実しています。障がいがあっても不安を感じることなく、業務に集中できる環境です。アイシンの一員として、みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。


K.Yさんのプロフィール写真
K.Y

走行安全第一制御技術部 技術職/2017年度中途入社
前職では画像処理技術を用いて、マルチファンクションプリンターのスキャナーシステムなどの開発を経験。故郷の近くで働きたいと考え、アイシン精機(当時)に転職。最先端技術を学ぶのが趣味。「いろんなサイトや論文を見て最新技術をチェックしています」とのこと。

理解があるから、やりがいのある仕事も任せてもらえます/一般事務職 M.K

―ご自身のお仕事について教えてください


M.K:アイシン・エィ・ダブリュ高等技能学園(当時)で伝票処理やデータ入力、印刷などの庶務業務に携わっています。他にもグループ内での情報共有のツールを考案して提案したり、海外学園生への日本語教育なども行ったりしています。もともと海外学園生の日本語学習は社外教育と自己学習しかありませんでしたが、大学で言語学、国語学、中国語を学んだ経験を活かして、教育カリキュラムを立ち上げました。カリキュラムの考案やテキストの作成、教育実施まで一連の流れに携わっています。日本語能力検定に出てくる単語・文法・長文読解や、自ら考えて柔軟に会話できるようになるための会話練習などを中心に教えています。


―仕事で嬉しかったことは何ですか?

 

M.K:私には聴覚障がいがあります。コミュニケーションを取ることが難しい障がいであるにもかかわらず、海外学園生たちへの教育を任せてもらえたときは、嬉しかったですね。大変なこともありましたが、教育を担当した海外学園生たちが日本語能力検定に合格して、喜んでいる姿を見た時は、心から頑張って良かったと思いました。障がいの有無に関係なく、責任のある仕事を任せてもらえるので、もっと仕事を頑張ろうと思えます。

 

―入社の決め手は何でしたか?

 

M.K:明るく前向きな社風の会社だと感じたことが決め手でした。学生時代に体育会系の部活に所属していて、健聴者ばかりの中で切磋琢磨してきました。その話を面接でアピールポイントとして話したところ、面接官の方が興味を持って、細かいところまで質問されました。表面的なところだけで判断せず、一人ひとりの良いところを見つけようとしている姿勢が感じられ、障がいへの理解がある会社だと実感しました。当時感じたことは、今でも間違ってなかったと思います。「自分らしさ」を大切にしながら働いていけるように、障がいを個性の1つとして捉え、当社で一緒にチャレンジしていきましょう!


M.Kさんのプロフィール写真
M.K

人材育成部 一般事務職/2017年度新卒入社
障がいへの理解がある会社で働きたいと考え、多くの障がい者が働くアイシン・エィ・ダブリュ(当時)に入社。アイシン・エィ・ダブリュ高等技能学園(当時)に配属となり、一般事務職として庶務業務や海外学園生への日本語教育に携わる。

コミュニケーションが取りやすいから、仕事が楽しくなります/技能職 I.M

―ご自身のお仕事について教えてください


I.M:主に海外向けのAT(オートマチック・トランスミッション)内の構成部品である大物ギヤの歯形測定・歯形判定を担当しています。大物ギヤは、エンジンからの動力源を変速して、タイヤに伝えるための重要な部品。専用の測定機を使用し、ギヤの歯面の形状や数値をμ単位で判定しています。この品質保証作業によって、走行中にギヤノイズが発生しなくなり、安全に走行できるだけでなく、お客様に快適な乗り心地を提供できるようになります。逆に品質保証が不十分であれば、お客様からの信用を失ってしまうことにつながるので、責任のある仕事だと感じています。

 

―仕事のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

 

I.M:判定者として自分の名前が掲載された歯形測定データを見たときですね。自分が部品の判定を担当したと実感できるからです。生産ラインのオペレーターに品質保証したギヤの精度や形状を報告できたり、部品が早く取り付けられるようになるなど、自分の成長を実感できるとやりがいを感じます。さらに自分ができることを増やして、安心安全に運転できるATをつくっていきたいです。

 

―仕事で大切にしていることは何ですか?

 

I.M:コミュニケーションを取ることを大切にしています。最初は慣れない環境で、難しい言葉や、作業を覚えていくのが大変でしたが、作業の合間で先輩たちと会話したり、分からないことはすぐに質問したりして、仕事に慣れていきました。先輩はみんな優しく教えてくれましたし、今では、楽しく働けています。音声を文字化するアプリや筆談用のボードなどのツールも充実しているので、障がいがあっても、コミュニケーションは取りやすい環境です。楽しく働けて、やりがいもあるアイシンで一緒に頑張りましょう!


I.Mさんのプロフィール写真
I.M

安城第2工場 技能職/2020年度新卒入社
働く環境の良さと立ち仕事がしたいという理由から、アイシン・エィ・ダブリュ(当時)を志望。実際に仕事を体験し、先輩たちが楽しそうに作業している姿を見て、入社を決意。趣味は音楽鑑賞や絵を描くこと。

各種制度が整っているから、安心してキャリアを描けます/技能職 K.Y

―ご自身のお仕事について教えてください

 

K.Y:AT(オートマチック・トランスミッション)の本体部品である、ケースのメインボア内径に鋳巣がないか検査する業務を担当しています。粗材メーカーがアルミ材を形成するときに鋳巣といった、小さな穴が出来てしまうときがあります。自社でアルミ材を加工すると、鋳巣が加工面から現れることもあります。小型カメラを使用して鋳巣が発生していないかモニターでチェックするのが私の仕事です。大体、1日に1000台ほどチェックしていますね。鋳巣があることでAT内の摺動部のOリングが切れたり、AT内でのオイル漏れにつながったりするので、大切なチェックを任せていただいていると思います。品質不具合のある製品を見抜き、本当に良いものしか流さないこだわりを持って作業しています。

 

―入社の決め手はなんですか?

K.Y自動車関連の仕事ができること、福利厚生や障がい者のサポート制度がしっかりしていることが決め手でした。特に気に入っているのが、カフェテリアプランによる補助制度です。食堂の利用や、旅行などでも会社からの補助が出るので、非常に助かっています。私は作業着の購入でよく活用していますね。制度が充実しているので、安心して働くことができると思います。


―今後、挑戦していきたいことはなんですか?

K.Yまずは今のチェック以外の作業工程を、全部できるようになりたいです。そして設備もいろいろ触ってみたいです。もし作業でやりにくいことがあれば、すぐに相談でき、積極的に改善してくれる風土があるので安心してください。私が作業する工程のモニターの高さも相談すると、すぐに改善してもらえました。そのような改善などを行うライン外作業にも挑戦したいですね。最後に障がいのある方への配慮があり、制度もしっかりしている当社で、一緒に働けることを楽しみにしています。


K.Yさんのプロフィール写真
K.Y

安城第1工場 技能職/2020年度新卒入
自動車が好きで、自動車関連の会社で働きたいと考え、アイシン・エィ・ダブリュ(当時)に入社。趣味はネットで車について調べること。好きな車はランドクルーザー。

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