活動レポート

アイシン環境教育プログラム 体験「生き物観察と水辺の清掃活動」

[ 2007年10月11日 ]

アイシン環境教育プログラムの一環(いっかん)として、半田市亀崎小学校の4年生の子どもたちおよそ140名が、アイシンエコトピア※を訪れ、生き物観察や水辺の清掃活動などを行いました。

生き物の観察は、エコトピア内を流れる小川で行いました。子どもたちは、水辺にしゃがみこみ、熱心に生き物を探していました。見つけた生き物は、アメンボ、ヤゴ、メダカ、ザリガニなど。橋の下をのぞきこんで探していた子は、カエルも見つけていました。ほとんどの子どもたちが6種類以上の生き物を見つけることができ、工場から出る排水を利用してつくられた小川が、色々な生き物のすみ家になっていることに気づいていました。 小川をのぞきこむ子どもたち
小川をのぞきこむ子どもたち
一生懸命ゴミを拾う子どもたち
一生懸命ゴミを拾う子どもたち
水辺での清掃活動では、エコトピアととなりあった海岸に流れついたゴミを拾いました。海岸には、いつ捨てられたのかわからないようなペットボトルや空き缶、食べ物の容器、中にはテレビやくつも落ちていて、あまりのゴミの多さに子どもたちもびっくり。それでも、燃えるゴミを拾うグループ、空き缶を拾うグループなどに分かれて、それぞれ約40分間一生懸命ゴミを拾いました。拾ったゴミは、きちんと分別をして指定の回収容器に捨てました。一番多かったのは、ペットボトルで、回収容器2つがいっぱいになっていました。「捨てるのはかんたんにできるけど、拾うのは大変だね」と子どもたちはゴミ拾いの大変さを実感していました。
こんなものまで拾ったよ!
こんなものまで拾ったよ!
拾ったゴミはしっかり分別
拾ったゴミはしっかり分別
これだけのゴミを拾いました!
これだけのゴミを拾いました!
亀崎小学校の子どもたちがアイシンエコトピアを訪れるのは、この日で2回目です。今回はその他にも、食堂から出る残飯をリサイクルしてできたたい肥で育てたサツマイモ掘りや、ホタルの幼虫の観察も行いました。エコトピアで環境について色々と学習した子どもたちは、「もっと環境について勉強して、学んだことを少しでもみんなに伝えていきたいです」と話していました。 悪戦苦闘のサツマイモ掘り
悪戦苦闘のサツマイモ掘り

※アイシンエコトピアは、子どもたちが自然の役割やリサイクルなど、環境について体験しながら学べる場所です。自動車のブレーキの部品などを作っているアイシン精機半田工場(愛知県半田市)のしきちの中にあります。
詳しくは、上のメニューから「アイシンエコトピア」をごらんください。

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