活動レポート

アイシン環境教育プログラム 座学「森のいきもの」

[ 2007年6月28日 ]

刈谷市富士松北小学校で、アイシン環境教育プログラムの初回の講座が開かれました。この小学校の5年生の子どもたちが取り組むテーマは「森」。今回は、これから約半年間森の学習を進めていく第一回目として、市民講師の水谷さんと、森の生き物について学ぶ体験教室を行いました。

教室では、変身ゲーム(生き物のカードを背中にはり、友達に生き物の習性を質問していくなかで、何の生き物のカードかあてるゲーム)や、森の生き物についてのクイズを行いました。クイズは、実際に動物の食べた実の実物を見せて出題。エビフライのような松ぼっくりや、ハート型のくるみなどを見せると、子どもたちは興味津々の様子で、りすとねずみの食べ方の違いなど、日本の森にいる動物たちの習性について楽しみながら学んでいました。 ぼくは草原に住んでいますか?
ぼくは草原に住んでいますか?
ワークショップを通して、子どもたちは森の生き物たちに興味を持つようになり、これまでよりも森を身近な存在としてイメージできるようになったようです。富士松北小学校の子どもたちは、次回は実際に森に出かけて、体験しながら学ぶ教室を行います。 この実はどんな動物が食べた実だろう?
この実はどんな動物が食べた実だろう?

<参加した子どもの感想>
ぼくは、森にはあまりきょうみがなかったけど、今日のお話を聞いて森が好きになりました。ふだん見なれないものや写真などが見れて、おもしろかったです。

<担任の先生の感想>
子どもたちによって森や生き物に対する興味や関心の程度に差があるので、今回の授業が導入の導入になっている子どももいましたが、子どもたちだけでなく、私たち大人も好奇心をそそられる内容で、次回実際に森に出かけるのが楽しみになりました。

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