エコトピアニュース2016年

新しい仲間がやってきました!!〜カワバタモロコ放流〜

[ 2016年11月14日 ]

外に出ると冷たい風が吹き寒くなってきました。木々も少しずつ紅葉をむかえています。
今回は碧南海浜水族館から新たにカワバタモロコの子ども(5月ふ化)50匹がエコトープの
仲間入りをしましたので紹介します。

まず池に放流する前に、袋に入れたまま池に浮かべます。なぜこのような事をするかというと、魚にとって水は人間で言うと空気と同じくらい大切なものです。急に水温が違う場所に入れると死んでしまう場合があります。しばらく池に入れることで水温の調整をします。
水温調整の様子

30分程池に浮かべた後、いよいよ放流です。
放流前に袋の中の温度を確認すると19℃でした。エコトープの池の水は
工場排水を再利用しているので水温が普通の池(15℃くらい)より高いのです。
カワバタモロコの適温は20℃〜26℃くらいなので、来たときよりも元気に泳いでいました。
最初はなかなか袋から出て来てくれませんでしたが、1匹が出ると次々に池に泳いでいきました。
今はまだ子供ですが、大きくなったら卵を産んでくれるようになってくれると嬉しいです。


元気に泳ぐカワバタモロコ

放流の様子

エコトープの池に向かっていく様子

年明けには再度50匹放流予定です。それまでは大きくなってくれるような環境を整え
見守りたいと思います。