エコトピアニュース2016年

少し遅い秋がやってきました

[ 2016年11月2日 ]

10月も終わり、日に日に寒くなってきています。エコトープの葉も青々としていたのが、
少しずつ色づいてきており物悲しくなりますが、その寂しさを忘れるように
様々なものが実っています。


秋といえば『どんぐり』ではないでしょうか?エコトープにはコナラ・アラカシ
シラカシ・スダシイ・クヌギと5種類のどんぐりの木が植えられています。
2012年に植えた小さな苗は今はとても大きく育っています。
まだほとんどのどんぐりは青いですが、中には既に茶色になっているものもいます。


コナラ

アラカシ

アラカシ
そして果樹園にはたくさんの果物が
実り始めています。
中でも『カリン』が食べごろをむかえています。
5月頃見たときは、まだ青くて小さかったですが、
今は黄色に熟しており手の平サイズまで
大きくなっています。においをかいでみると、
かすかに甘い香りがします。
かりんはノドの痛みに効きますが、
そのまま食べると渋いので、砂糖漬けや果実酒にします。

熟したカリン
エコトープを歩いていると、生き物館の横の木で
枝をくわえた鳩を見つけました。
鳩が飛んでいった後、確認してみると作りかけの巣を
見つける事ができました。
ふと、気配がしたので後ろを振り返ってみると、
巣に近づいた人を監視しているかのように、
鳩が見ていました。
今後は見つからないように観察していこうと
思います。

こちらを見ている鳩

以前はたくさんのセミの声でにぎやかでしたが、
今は鈴虫の鳴き声があちらこちらから聞こえてきます。
次回はカワバタモロコについて報告したいと思います。楽しみにしていてください。