[ 2016年9月21日 ]
9月9日に夏季生態系調査が行われました。 前回は昆虫類が少なかったのですが、 今回のエコトープにはたくさんのトンボやバッタが 飛んでいるのが見られるので、良い結果が出ると 思います。 詳しい状況は結果が届き次第ニュースに あげていきます。 それでは生態系調査をしている際に見つけた 植物を紹介します。 |
調査の様子 |
まずは『シャリンバイ』です。 4月から6月に白色かピンク色の花をつけます。 エコトープの実はまだ緑色ですが、その後に ブルーベリーに似た紫色の実をつけます。 実は食べる事ができますが、食べる部分が 少ないので食用には向きません。 私は始めて見たときにブルーベリーと勘違い しましたが触ってみると、実は固く、 また大きく違ったのが、葉っぱでした。 シャリンバイの葉っぱは丸くて厚みがあります。 他にもブルーベリーは『ツツジ科』で、 シャリンバイは『バラ科』など違いは たくさんありました。 |
シャリンバイの実 |
ナガオカモノアラガイ |
次は『ナガオカモノアラガイ』です。 以前紹介しましたが、環境省、愛知県とともに 準絶滅危惧種に指定されています。 『ナガオカモノアラガイ』は陸地と水中をつなぐ 田んぼなどの限られた場所に生息しています。 田んぼが減少したり、埋め立てによって水辺が減少した事が、生息数が減った原因の一つのようです。 最近エコトープに訪れた際に沼地で探してみると、見つける事が出来なくていないのかな? と思いましたが、ちゃんと生息を確認する事が できて一安心です。 |
改めて調査をしてみると、私たちが知らない場所で様々な生き物が生息している事が
わかりました。
これからもエコトープにたくさんの生き物が来れるように環境を整備していきたいと思います。