エコトピアニュース2008年

春を見つけました 2008 〜植物編〜

[ 2008年4月14日 ]

寒い冬が過ぎ、あたたかくなってきました。春です。エコトピアにはここちよい風が吹き、たくさんの春を見つけました。

冬の寒さに耐え、あざやかな黄色のきれいな花を咲かせたたんぽぽ。植物も生き物も土の中から目を覚ましました。エコトピアの脇には、つくしがすくすく育っていました。つくしは周りに生えている緑の草=スギナの子供(胞子)なんです。みなさん知っていましたか?リサイクルレンガの粉が混ざった土の上にもしっかり生えていました。レンガの粉には気泡が多く、酸素や栄養をたくさん取り込んで維持できるため、普通の土よりもよく育つんですよ。
つくしの近くには、よもぎ(もくさ)も生い茂っていました。よもぎは、おまんじゅうに入っているだけではなく、蚊取り線香の原料にもなるんです。

力強く咲くたんぽぽ
力強く咲くたんぽぽ
ピンク色のかわいい花を咲かせるかりんの木
ピンク色のかわいい花を咲かせるかりんの木
空に向かってぐんぐん伸びるつくし
空に向かってぐんぐん伸びるつくし
レンガの粉の上に生えるつくし
レンガの粉の上に生えるつくし
花が咲き、葉が出てきた桜の木
花が咲き、葉が出てきた桜の木
生い茂るよもぎ
生い茂るよもぎ

工場を大きくするときにいらなくなった木は、エコトピアに移されたあと、一年経ち、ようやく地に根付いていました。中には、残念ながら根付かなかった木もありました。桜の木は、きれいな花を咲かせました。これからどんどん大きくなって、エコの森でお花見ができる日が来るかもしれませんね。