エコトピアニュース2016年

冬を越えたカワバタモロコとたぬき食堂

[ 2016年2月17日 ]


外の水槽
今回は久々にカワバタモロコの様子をお伝えしたいと思います。

本日水槽の清掃を実施したところ、約70匹のカワバタモロコを確認しました。
このカワバタモロコは、去年孵化した稚魚が大きくなったものと、池の仕掛けに入ったものです。
池の方も確認してみると、かなりの数の魚影が確認出来、もう暖かくなったからか泳ぐ姿もちらほらと見られました。

こんなに多くのカワバタモロコが冬を越えて確認出来るとは思っていなかったので、驚いたのと同時にビオトープを管理している人たちにも自然と笑顔が溢れていました。

池の魚を確認する様子

たぬき食堂
そして、「こんなの作ったよ」と連絡を受けて見に行くと、こんな可愛らしい食堂が出来ていて、
思わず「可愛い!」と大きな声を出してしまいました。

たぬき食堂の中
中はこんな感じ。
たぬきがいつでもごはんが食べれるように作ったようです。
エコトープの畑で作っている農作物をたぬきが食べてしまうということも、食堂を作った理由の1つです。
これは数年前畑に残された、たぬきの足跡です。

たぬきの足跡
たぬきが食堂の常連になって、頻繁に姿を現してくれるようになる日がとても楽しみです。

もう少ししたら、暖かい春が来ます。暖かくなると冬眠していた生物は通常通り活動を開始するので、池で無事に冬を越えたカワバタモロコの正確な数も確認出来ます。

様々な生物に会える季節がもうすぐやって来ると思うとワクワクしてしまいます。

タヌキの群れ

タヌキの親子

タヌキ