エコトピアニュース2015年

環境学習 〜半田小学校〜

[ 2015年9月15日 ]


座学
半田小学校4年生66名が環境学習でエコトピアに来てくれました。
エコトピアと生物多様性(※1)の関わりなどの話に真剣に耳を傾けています。

排水処理場見学

ランナーゲートの分別説明

電線剥離体験

まず、工場から出た排水がどのように処理されているのかを、浄化設備を見学しながら学びます。
汚泥がドバッと落ちる場面では、「わぁ〜!」と歓声が上がりました。

次に、工場から出たランナーゲートの破砕と分別について見学しました。
その後、各拠点から送られてきた廃電線の剥離体験を実施。自ら体験することで
廃棄物を再利用することの大切さを実感してもらうことが出来たように思います。


堆肥の説明

ビオトープの説明

食堂から出た残飯から堆肥を作っていることに驚き、
「どのくらいで完成するんですか?」など沢山質問をしてくれました。

その後お待ちかねのビオトープへ。
今日は、少し涼しくなったのでコシアキトンボが子供達をお出迎えです。


虫の声を聞く子供達
耳を澄ませて虫の声を聞いたり、池の中の魚影を追いかけたり、
直接自然に触れ、気づいたことをたくさんノートに書いていた様子。

その後は生物調査をしてもらい、たくさんの生物を捕まえて観察していました。


生物調査

生物調査

スタッフが捕まえたバッタ

真剣に調べる子供達

真剣に調べる子供達

楽しい時間はあっという間で、
「もう終わりだよ〜!」という掛け声がなかなか届かない程
夢中で調査をしてくれていました。

「この魚私が捕まえたんだよ!」「これ何ていう昆虫?」
「楽しかった〜たくさん生物がいてびっくりした」など、
生物や自然に興味を持ってくれたことがとても嬉しく感じました。

「ありがとうございました!」と丁寧に頭を下げてくれた子供達。

「こちらこそ、見学に来てくれてありがとう!」

これを機に生物多様性はもちろんのこと、物を大切にすること、
リサイクルの大切さについても考えるきっかけになってくれることを願っています。


※1 生物多様性・・・さまざまな生物が、それぞれかかわりあいながら生きていること。