エコトピアニュース2011年

植樹祭「アイシンの森作り」

[ 2011年7月17日 ]

気温35℃、真夏のエコトピアです。猛暑の中7月11日に、植樹祭「アイシンの森作り」が行われました。

地域の関係者やアイシン精機の従業員合わせて74名が集まり、エコトピアに500本の苗木を植えました。苗木は、地域との共生を目指すために、エコトピアのある知多半島在来種、常緑広葉樹ブナ科のスダジイ、ウバメガシ、アラカシ、シラカシを選びました。さらにこの苗木は、障害福祉サービス事業所あじさいの方々が育苗したものです。今回の植樹は、自然に近い形で森づくりを目指すため、土地本来の植生ポット苗を用い、たくさん植えることで早く成長するという宮脇方式※で植樹を行いました。 「立派な木が育ちますように」想いを込めて
「立派な木が育ちますように」想いを込めて
わらをきれいに敷いていきます
わらをきれいに敷いていきます
苗木を植え、次の工程では木の保護や土の乾燥を防ぐためのわらを敷きました。自然豊かなエコトピアに植樹したことで、参加者の方も一層環境意識が高まったのではないでしょうか。
まだ小さい苗木ですが、植樹していただいたみなさんの汗と想いを栄養に10月には緑豊かなエコトピアになる予定です。 生態系ネットワークの拠点として「土(たい肥)づくり」も行い、木を育てていきます
生態系ネットワークの拠点として「土(たい肥)づくり」も行い、木を育てていきます
参加者のみなさん
参加者のみなさん
※宮脇方式とは?
横浜国立大学名誉教授 宮脇昭氏の提唱する植樹方式のこと。その土地に従来から生息している種類の木を選定し、複数種の木を混植・密植することで、木の成長過程に自然淘汰や共存共栄が起こり、人間の管理を必要としない森が形成される。この方式により植樹された木は、通常の植樹よりも成長速度が速く、丈夫に成長する。