エコトピアニュース2020年

梅雨の晴れ間に 〜たくさんのメダカ〜

[ 2020年7月15日 ]

梅雨の晴れ間に訪れたエコトープは、水分をめいっぱい含んだ元気な植物が出迎えてくれました。
川は太陽の光を反射してキラキラと輝き、より一層エコトープを輝かせています。




碧南海浜水族館の地村副館長とエコセンター長
碧南海浜水族館の地村副館長とエコセンター長
本日は碧南海浜水族館の地村副館長がエコトープに来訪されました。
(2013年よりカワバタモロコの保全・育成で協業しています。)
昨年秋以来の来訪だったため、「より自然な形に成長しており、生きものの住みやすい環境になっていて素晴らしい」とお褒めの言葉を頂きました。
エコトープの川や池を覗くと思わず声をあげてしまう程沢山のメダカを見ることか出来ます。 メダカの魚影
メダカの魚影
メダカ
メダカ
私たちが小さい頃は、普通に見られたメダカですが、今や絶滅危惧種に指定されて、身近な魚ではなくなりつつあります。メダカ自体、繁殖が難しい魚ではありません。ただ、護岸の整備などにより、水草等がなくなることでメダカの産卵する場所が消失し、繁殖できない環境になっていることが、絶滅危惧種に指定された一つの要因です。

私たちの生活の利便性の裏側で失ってしまうものもあります。カワバタモロコやメダカといった絶滅の危機に直面している生物が、また身近に感じられるようになる日がくるよう、保全・育成を行ってまいります。