梅村 眞朗

梅村 眞朗

#ビジョン

アイシンが未来を変える世界で走る、すべてのクルマに
アイシンから、安心・感動を

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interview

資源の枯渇など、環境問題が地球規模で深刻化するいま、環境負荷をなくし、資源を有効活用することが、企業の重要な課題となっている。このような時代の中、注目をされているものの1つがアフターマーケット事業だ。
アフターマーケットは、商品の販売後に発生する、さまざまなサービスを提供する市場を意味するが、アイシンのアフターマーケットカンパニーでは、クルマが世に出た後も、世界中のユーザーが安心にクルマに乗るための補修・交換部品の供給やサービス提供を展開している。
さらに、電動化への動きがさらに加速し、自動車業界は大きく変革している。その中でアフターマーケットカンパニーは事業をどう展開し、世界のニーズと合致させていくのか。梅村プレジデントにその想いを聞いた。

Index

  • 1. 世界中のお客様のニーズに応えたい!
  • 2. 資源の有効活用も実現、
    電動化など新たなニーズにも対応
  • 3. グローバルな展開を、スピーディーに、的確に

梅村 眞朗

アフターマーケットプレジデント 梅村 眞朗

SECTION.1

世界中のお客様のニーズに応えたい!

地域特性に応じた商品・サービスを
世界17カ国・36拠点で展開

アイシンではこれまで、総合自動車部品メーカーとして培った強みを活かし、幅広い自動車補修部品やメンテナンス商品を供給することでアフターマーケット事業を展開してきた。近年では性能向上によるクルマの長寿命化など、アフターマーケット市場には新たな需要も生まれている。
さらにアフターマーケットカンパニーでは世界への市場拡大も注力し、現在17カ国、36拠点で事業を展開している。こうした中、カンパニーがこの先にめざす目標は「現地密着でユーザーのニーズを吸い上げ、世界で信頼される『アイシン』ブランドに」なること」だ。
カンパニーを率いる梅村プレジデントはこう話す。「私たちにはクルマが世の中に出た後もずっと安全で快適に、そして楽しく乗るための部品の供給やサービスを担う責務があると考えています。いま、世界で走るクルマは10億台以上だと言われていますが、それに関わるすべての人々に安心してクルマに乗ってもらうことができるよう、さまざまな取り組みを行っています」
その取り組みの一つが、地域特性に応じた幅広い商品やサービスを提供するための「部品の総合デパート化」だ。これまでも、アイシンではクラッチやブレーキパッドなどの補修部品やドアスタビライザーなどの後付け用品を世界市場に展開してきたが、さらに多様化する自動車ユーザーのニーズに応えるため、フィルターやワイパーなどのクイックサービス部品まで幅広い商品展開をスタートさせている。

いつでも、どこでも
自動車部品をワンストップで

だがクルマを取り巻く環境は国によって地域差が大きくあり、グローバル展開も一筋縄ではいかない。たとえば、日本のように部品供給網が確立している国もあれば、その基盤ができていない国もあり、地域によってスタンダードは大きく異なる。
「世界には路上で部品を油で洗い、組み付けているような地域もあり、現地の事情が分からなければ全く話にならない。こうした現実を理解し、現地が求めるニーズを吸い上げるため、世界の各拠点では現地に根付いた活動を通して、それぞれの地域が必要とする適性商品を適正な価格で提供できる販売体制づくりに注力しています」
「海外ではカーメーカーがカバーしきれない保証期間の過ぎた中古車なども多く流通していますが、保証期間が過ぎて壊れた際、非常に高価な補修・交換部品や模造品・粗悪品しかない市場があります。こうした市場でアイシンが各国の市場の声を聞き、品質とコストのバランスが取れた部品を提供することで、安心・安全なクルマ社会を実現できると考えています」
さらにアフターマーケットカンパニーでは、今後、中古車市場の成長が見込まれるエリアに積極的に海外拠点を増強する予定だ。
「中国やASEAN、中南米に拠点を増やすのはもちろん、これまでに進出していなかったアフリカ、インドなども視野に入れています。新たな市場の開拓は、ビジネスチャンスにも直結します。
今後は、困ったときはアイシンに声をかければ、自動車部品の欲しいものが何でも揃う。「部品の総合デパート化」を世界で実現していきたいですね」

SECTION.2

資源の有効活用も実現、
電動化など新たなニーズにも対応

世界中の人が、
安心してクルマに乗れる環境を

このほか、アフターマーケットカンパニーでは壊れた部分の一部のみを新しいものに交換し、壊れていない部分はそのまま使用する、リビルト事業にも着手している。同事業の展開は、無駄な資源の使用を抑えられるだけでなく、新品よりも安価に商品をユーザーに提供することができ、環境とコストの両面からメリットを追求することができる。
また、さらなる加速が予測される電動化に対応した事業にも取り組み、ハイブリッド車や電気自動車に搭載されている電動ウォーターポンプを、現地のニーズに合わせてリーズナブルにアフターマーケット専用として提供するなど、次世代商品の展開にも注力している。
梅村プレジデントは、アフターマーケットカンパニーの強みを「これまでに培った技術と品質の高さを併せもった、アイシングループの幅広い商品やサービスを、現地密着で提供できること」だと自信を見せる。
「私たちには、まだ世の中に貢献できる部分が多くあります。たとえば今後は商品の販売だけでなく、ネットを活用したビジネスなど、販売とサービスを組み合わせることで、利便性を高め、クルマを利用するすべての人がより安全で気軽にクルマに乗れるような世の中をつくっていきたいと考えています。私たちはこれからも感動と笑顔にあふれる社会の実現に向けて、挑戦を続けていきます」

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